![]() 自動車のための排気ガス再循環弁
专利摘要:
排気ガス再循環弁は管状の弁ハウジング(1)を備える。管状の弁ハウジング(1)は、ガス入口(E)と、第1のガス出口(A1)と、該第1のガス出口(A1)に隣接して配置される第2のガス出口(A2)とを備える。管状の弁ハウジング(1)内には、回動可能に支承される弁体(2)が配置されており、弁体(2)は、側方の貫通開口(2b)を備える半柱状の周面(2c)を備える中空体として形成されている。ガス入口(E)は、平面で見て、第1のガス出口(A1)及び第2のガス出口(A2)寄りの側に、弁ハウジング(1)の内部に垂直に配置される遮断壁(1a)を備える。遮断壁(1a)の高さは少なくとも弁体(2)の長さ(L)に相当しており、遮断壁(1a)は、排気ガス再循環弁の閉鎖された位置において面一にガス通路(2e)に当接する。 公开号:JP2011509369A 申请号:JP2010541043 申请日:2008-12-15 公开日:2011-03-24 发明作者:ボナンノ ロザリオ 申请人:コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングContinental Automotive GmbH; IPC主号:F02M25-07
专利说明:
[0001] 本発明は、自動車のための排気ガス再循環弁に関する。弁は公知である。EP1335158B1には、燃料ユニットのためのフラップ弁が記載されている。このフラップ弁は、1つのガス入口と、2つのガス出口とを有する。各々のガス出口は、弁フラップによって閉鎖可能である。両弁フラップは、互いに垂直に配置されている。これにより、ガスの全量を一方のガス出口又は他方のガス出口を通して案内することが可能である。一般に、2つのガス出口は、ガスを選択的にそれぞれのガス出口の下流において、冷却するか、又は冷却せずに案内するために設けられている。それぞれの切換は、ともに1つのシャフトに回動可能に支承されている弁フラップを介してなされる。しかし、このような弁フラップの配置は、一概に有利とはいえない。フラップ弁の製造時、一般に、それぞれの弁フラップの適当な調整を行うことには問題が多い。大抵の場合、シールに関する不都合な問題が生じる。この問題は、フラップ弁の運転に関して不都合に働く。] [0002] 本発明の課題は、不都合な弁フラップの配置を省略できる、自動車のための排気ガス再循環弁を提供することである。] [0003] 本発明の根底にある課題は、自動車のための排気ガス再循環弁において、当該排気ガス再循環弁が管状の弁ハウジングを備え、該弁ハウジングが、ガス入口Eと、第1のガス出口A1と、該第1のガス出口A1に隣接して配置される第2のガス出口A2とを備え、前記ガス入口E、前記第1のガス出口A1及び前記第2のガス出口A2がそれぞれ前記管状の弁ハウジングの外周面から分岐しており、該管状の弁ハウジング内に、回動可能に支承される弁体が配置されており、該弁体が、側方の貫通開口を備える半柱状の周面を備える中空体として形成されており、前記半柱状の周面を規定する柱体の長手方向軸が、前記弁体の回転軸を形成し、該回転軸と前記半柱状の周面との間に、前記側方の貫通開口に直接対向して仕切り壁が配置されており、かつ前記回転軸と前記半柱状の周面との間に、貫通開口を有しない領域に直接対向してガス通路が配置されており、前記ガス入口が、平面図で見て、前記第1のガス出口A1及び前記第2のガス出口A2寄りの側に、前記弁ハウジングの内部に垂直に配置される遮断壁を備え、該遮断壁の高さが少なくとも前記弁体の長さLに相当しており、該遮断壁は、当該排気ガス再循環弁の閉鎖された位置において面一に前記ガス通路に当接することによって解決される。弁体は、排気ガス再循環弁の運転中、回転運動によって所望の位置に移動させられる。この場合、その都度、排気ガスが第1のガス出口A1又は第2のガス出口A2を通して案内されるか、仮にそうであるならば、どの程度の量の排気ガスが第1のガス出口A1又は第2のガス出口A2を通して案内されるか、調節することができる。弁ハウジング及び弁体は、一般に金属材料からなる。弁フラップの配置が完全に省略されても、排気ガス再循環弁がより長期の運転時間にわたって高信頼性に運転されることが意外にも判明した。この場合、シールに関する問題は、有利には回避される。] [0004] 本発明の有利な態様は、前記回転軸としてシャフトが垂直に配置されていることにある。シャフトは、例えば、特に有利には弁体に溶接又は接着されており、これにより弁体と1つのユニットを形成する。回転軸としてのシャフトの配置によって、弁体内での弁体の位置決めは、特に有利には調節される。] [0005] 本発明の別の有利な態様では、ガス入口E、第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2としてそれぞれ管体が配置されており、該管体の長手方向軸が同じ平面上に位置する。管体の配置は、比較的問題なく行われる。同じ平面上あるいは同じ高さでの長手方向軸の配置は、弁体の構造的な構成を容易にする。] [0006] 本発明の別の有利な態様では、前記貫通開口が側面図で見て円形に形成されている。この場合、貫通開口が唯一の孔によって比較的迅速に、かつ問題なく弁体内に配置され得ることは有利である。] [0007] 本発明の別の有利な態様では、前記第1のガス出口A1及び前記第2のガス出口A2の長手方向軸が、互いに90゜の角度をなして延びる。このことは、特に有利な調節、例えば、弁体による第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2への排気ガス量の特に有利な分配を可能にする。] [0008] 本発明について以下に図面(図1〜図6)を参照しながら詳細に、かつ例示的に説明する。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図面の簡単な説明 [0009] 弁ハウジング及び弁体を備える排気ガス再循環弁の三次元の分解立体図である。 弁体の背面の三次元図である。 完全に閉鎖された位置にある排気ガス再循環弁の横断面図である。 第2のガス出口A2が開放された位置にある排気ガス再循環弁の横断面図である。 第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2が開放された位置にある排気ガス再循環弁の横断面図である。 第1のガス出口A1が開放された位置にある排気ガス再循環弁の横断面図である。] [0010] 図1には、弁ハウジング1及び弁体2を備える自動車のための排気ガス再循環弁あるいは排気ガス戻し案内弁が、三次元的に分解立体図の形態で示されている。自動車のための排気ガス再循環弁は、管状の弁ハウジング1からなる。弁ハウジング1は、ガス入口Eと、第1のガス出口A1と、第1のガス出口A1に隣接して配置される第2のガス出口A2とを備える。ガス入口Eと、第1のガス出口A1と、第2のガス出口A2とは、それぞれ、管状の弁ハウジング1の外周面から分岐している。管状の弁ハウジング1内には、回動可能に支承される弁体2の配置が予定されている。弁体2は、側方の貫通開口2bを備える半柱状あるいは半円柱状の周面2cを備える中空体として形成されている。貫通開口2bは側面図で見て円形に形成されている。半柱状の周面2cを規定する柱体あるいは円柱の長手方向軸は、弁体2の回転軸2aを形成する。ガス入口Eは、平面図で見て、第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2寄りの側に、弁ハウジング1の内部に垂直に配置される遮断壁1aを有する。] 図1 [0011] 図2には、弁体2の背面が三次元的に示されている。回転軸2aとして、シャフトあるいは軸が垂直に配置されている。回転軸2aと半柱状の周面2cとの間には、側方の貫通開口2bに直接対向して、仕切り壁2dが配置されている。回転軸2aと半柱状の周面2cとの間には、貫通開口を有しない領域に直接対向して、ガス通路2eが配置されている、あるいは設けられている。弁体2の長さLは、構造的な形態において、弁ハウジングの内部に垂直に配置される遮断壁(図示せず)の高さに相当する。遮断壁は、排気ガス再循環弁の閉鎖された位置(図示せず)において面一にガス通路2eに当接する。] 図2 [0012] 図3には、自動車のための排気ガス再循環弁が横断面図で、完全に閉鎖された位置で示されている。このことは、矢印方向でガス入口Eを通して流入した排気ガスが、第1のガス出口A1も、第1のガス出口A1に隣接して配置される第2のガス出口A2も通流し得ないことを意味する。このことは、一方では、遮断壁1aが排気ガス再循環弁のこの閉鎖された位置において面一にガス通路2eに当接することによって達成される。他方では、仕切り壁2dも、第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2へのガス通流を阻止する。弁体2が時計回りに回動させられると(図示せず)、自動車のための排気ガス再循環弁は、まず第2のガス出口A2に関して開放あるいは連通される。] 図3 [0013] 図4には、自動車のための排気ガス再循環弁が横断面図で、第2のガス出口A2に関して開放された位置で示されている。図3に示した位置と比較して、弁体2は90°時計回りに回動させられている。矢印方向でガス入口Eに流入した排気ガスは、ガス通路2eを介して、かつ弁体2の貫通開口2bを通して、第2のガス出口A2に到達する。仕切り壁2dは、排気ガス再循環弁の第1のガス出口A1へのガス通流を阻止する。付加的に、第1のガス出口A1も排気ガスのために開放されるべきであれば、時計回りで弁体2をさらに回動させる必要がある(図示せず)。] 図3 図4 [0014] 図5には、自動車のための排気ガス再循環弁が横断面図で、第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2に関して開放された位置で示されている。このためには、図4に示した位置から出発して、弁ハウジング1内に配置された弁体2をさらに45°時計回りに回動させる必要がある。ガス入口Eを通して排気ガス再循環弁内に達した排気ガスは、再び、ガス通路2e及び貫通開口2bを通して、排気ガス再循環弁を矢印方向で貫流する。しかし、貫通開口2bは、この位置において、第1のガス出口A1と、第1のガス出口A1に隣接して配置される第2のガス出口A2とを包括している。排気ガスの全量が第1のガス出口A1のみを貫流すべきであれば、時計回りで弁体2をさらに回動させる必要がある(図示せず)。] 図4 図5 [0015] 図6には、自動車のための排気ガス再循環弁が、専ら第1のガス出口A1に関して開放された位置で示されている。このためには、図5に示した位置から出発して、改めて、弁体2をさらに45°弁ハウジング1内で回動させる必要がある。ガス入口Eを通過した排気ガスは、矢印方向で、ガス通路2e及び貫通開口2bを介して第1のガス出口A1に流入する。このとき、第2のガス出口A2は、貫通開口2bが第1のガス出口A1にのみ対面しているので、遮断されている。この位置において、仕切り壁2dは、面一に弁ハウジング1の遮断壁1aに当接する。排気ガス再循環弁は、ガス入口E、第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2として、それぞれ、管体あるいは管片が配置されており、これらの管体あるいは管片の長手方向軸が、同じ平面上に位置し、しかも、第1のガス出口A1及び第2のガス出口A2の長手方向軸が、互いに90゜の角度をなして延びているので、比較的コンパクトに構成される。] 図5 図6
权利要求:
請求項1 自動車のための排気ガス再循環弁において、当該排気ガス再循環弁が管状の弁ハウジング(1)を備え、該弁ハウジング(1)が、ガス入口(E)と、第1のガス出口(A1)と、該第1のガス出口(A1)に隣接して配置される第2のガス出口(A2)とを備え、前記ガス入口(E)、前記第1のガス出口(A1)及び前記第2のガス出口(A2)がそれぞれ前記管状の弁ハウジング(1)の外周面から分岐しており、該管状の弁ハウジング(1)内に、回動可能に支承される弁体(2)が配置されており、該弁体(2)が、側方の貫通開口(2b)を備える半柱状の周面(2c)を備える中空体として形成されており、前記半柱状の周面(2c)を規定する柱体の長手方向軸が、前記弁体(2)の回転軸(2a)を形成し、該回転軸(2a)と前記半柱状の周面(2c)との間に、前記側方の貫通開口(2b)に直接対向して仕切り壁(2d)が配置されており、かつ前記回転軸(2a)と前記半柱状の周面(2c)との間に、貫通開口を有しない領域に直接対向してガス通路(2e)が配置されており、前記ガス入口(E)が、平面図で見て、前記第1のガス出口(A1)及び前記第2のガス出口(A2)寄りの側に、前記弁ハウジング(1)の内部に垂直に配置される遮断壁(1a)を備え、該遮断壁(1a)の高さが少なくとも前記弁体(2)の長さ(L)に相当しており、該遮断壁(1a)は、当該排気ガス再循環弁の閉鎖された位置において面一に前記ガス通路(2e)に当接することを特徴とする、自動車のための排気ガス再循環弁 請求項2 前記回転軸(2a)としてシャフトが垂直に配置されている、請求項1記載の排気ガス再循環弁。 請求項3 ガス入口(E)、第1のガス出口(A1)及び第2のガス出口(A2)としてそれぞれ管体が配置されており、該管体の長手方向軸が同じ平面上に位置する、請求項1又は2記載の排気ガス再循環弁。 請求項4 前記貫通開口(2b)が側面図で見て円形に形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の排気ガス再循環弁。 請求項5 前記第1のガス出口(A1)及び前記第2のガス出口(A2)の長手方向軸が、互いに90゜の角度をなして延びる、請求項1から4までのいずれか1項記載の排気ガス再循環弁。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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